庭の手入れ

庭木の剪定(草刈り)ってどうやるの?切っても良い時期や切り方について解説!

庭木の剪定(草刈り)ってどうやるの?切っても良い時期や切り方について解説!

草木の成長が旺盛だけどお手入れのやり方が分からない方や、どの枝を切ったら良いか困っている方も多いでしょう。剪定は樹木によって適した時期や効果的なやり方が決まっていて、間違った方法だと木を弱らせてしまったり枯らせてしまったりします。本記事では枝を切るのにおすすめの時期や、お手入れの仕方について詳しく解説していきましょう。

庭木の剪定や草刈りはなんのためにするの?

必要に応じて木の枝を切ることは形のバランスを整えるだけでなく、風がよく入るようになるので、病気や虫がつくことを防ぐ効果があるでしょう。また、余計な枝を切ると必要な箇所に栄養が届くので、花を美しく咲かせたり充実した果実を実らせたりすることを目的に庭木の手入れを行っていきます。

一方、伸びた草を放置することは害虫が住みやすい環境になります。そのため、家に虫が入ってきたり、庭に出た時に虫に刺されたりなどの被害にあうことになるので、草が伸びたらすぐに切る、草刈りがおすすめです。

庭木の剪定をしよう!草や木の枝を切る時期はいつが良い?

一般的に雑草は夏に伸びやすいものです。除草剤を撒くか土を掘り起こさない限り、期間中は伸び続けるためこまめに切る必要があります。とくに雨が降ったあとは雑草の成長は旺盛になるため、切るタイミングとしてはねらい目です。

家庭における庭木の手入れは、木の調子を良くすることやある程度の間引きが目的ならば、年に1度でよいと言われています。また、お手入れの時期は落葉樹か常緑樹かによって適切な時期が異なります。共通しているのは真夏に枝を切ると木が弱ってしまうので、全く切らないか少し整えるぐらいの作業にしておくとよいでしょう。

落葉樹は冬に枝を切るのが一般的です。なぜなら冬は葉が落ちて枝の生え方が目視しやすく、また木が休眠期に入るため、切ったところから病原菌が入りづらいからです。常緑樹は5月下旬から6月の梅雨入り直前が良いとされています。これは常緑樹の葉の入れ替えが起きる5月末ごろに枝を整えた方が木への負担が少ないからです。

忌み枝とは?庭木の剪定ではこんな枝に要注意!

忌み枝とは?庭木の剪定ではこんな枝に要注意!

一般的には、邪魔で切り落とすことになる枝のことを「忌み枝」と呼び、とくに、生え方がきれいでない枝や木の生育を阻害するような枝のことを指します。非常に多くの種類があるためここでは代表的な種類をいくつかご紹介します。

徒長枝(とちょうし)

徒長枝は長く伸びすぎた枝で、樹形の美しさを損ねるため切り落とす対象となる枝です。勢いがよくまっすぐに伸びているので、比較的分かりやすい枝です。

立ち枝

立ち枝は横に生えている枝に対して真っすぐ上に伸びてしまっているのが目印となります。伸びすぎると繋がっている枝が曲がってきてしまうため、美観や正常な生育を保つために切り落とすのが普通です。

平行枝

平行枝は同じ場所から生えていて同じ方向に伸びている枝で、上下二段になっているのが目印です。長さを調節する場合と、切り取ってしまう場合のどちらもありますが、主に見た目の問題で切ります。

逆さ枝

逆さ枝は他とは違う方向に伸びている枝のことです。美観を損ねるため、切り落とすのが一般的です。

からみ枝

からみ枝はその名の通り、他の枝や幹にからみついてしまっている枝です。風による揺れで枝同士が擦れてしまい傷んでしまいますので切り落としましょう。

庭木の剪定時は、どう育てるかによって手入れの仕方を変えよう

枝の切り方にはいくつか種類があり、それぞれの剪定の仕方によって木々に与える影響が変わります。そのため、樹木の種類やどう育てたいかによって手入れの仕方を変えていきましょう。ここでは家庭でもできる一般的な方法を解説していきます。

透かし(枝抜き)剪定とは

先程紹介した忌み枝を切り落として、見た目を整えて、正常に生育するようにする働きがあります。大きな枝を切る大透かしや小枝を切ってきれいな形に仕上げる小透かしなどがあり、大きい枝から切っていくのが美しい木の形を作るポイントになります。

切り詰め剪定とは

若い枝と古い枝問わず伸びすぎた枝を短くするための切り方で、樹冠の大きさを調節することを目的としています。

枝おろし剪定とは

大きくなりすぎた樹木を小さく見せるためにするやり方で、その木の中でも太く主要な枝を切り落とします。剪定ばさみでは切れない枝を切るため、のこぎりやチェーンソーを用います。樹木に大きな負担がかかるので、作業の時期を守ることが大切です。

切り返し剪定とは

主に古い枝を切り落としていく方法で、樹木のサイズを調整したいときや若い枝を育てたいときに行う作業です。古い枝を切り落とすことで養分が若い枝や葉、果実などに行き渡るため生育が旺盛になります。

刈り込み剪定とは

枝や葉の見た目の密度を高めることを目的とした剪定で、これをすることによりビジュアルが良くなります。ただし、枝葉の密度が高くなることで風通しが悪く病害虫のリスクが増すこともあります。

まとめ

古い枝や余計な枝を切ると樹木全体に養分がまわりやすくなり、大きく美味しい果実が実ったりきれいな花を咲かせたりします。そのため、木が元気で美しく育つために必要不可欠な作業といえます。しかし、今回ご紹介した忌み枝や木の整え方はごく一部で、他にも専門的な知識を必要とする方法は多くあるため難しいと思う方もいるでしょう。

「くらしの便利屋さん」では、岐阜市付近のエリアを中心に樹木の剪定を請け負っております。剪定の他にも草刈りやお庭のお掃除全般などさまざまな暮らしのお手伝いをさせていただきますので、些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。

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